1983 2024-05-02 「バッドフィンガー / ノー・ダイス」
1970年発表、バンド名「バッドフィンガー」での2作目。
本作と言えば、先ずは「ウィズアウト・ユー」。
ニルソン、マライア・キャリーのカバーも有名ですが、最も琴線に触れるのは、やはりこのオリジナルの佇まい。
加えて、米国ビルボード・ホット100でトップ10入りをしたシングル、パワー・ポップの「嵐の恋」。
ビートルズのアップルからの発表である本作。
プロデュースにもアップル人脈からジェフ・エメリックとマル・エヴァンズが。
有名曲の陰に隠れがちながら、メンバー自身により作られた他の楽曲も耳に残るメロディを持った佳曲揃い。
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1982 2024-05-01 「サイモン・ネピア・ベル / ロック伝説60s」
1960年代、スウィンギング・ロンドンの真っ只中。
その時代から数々のアーティストのマネージャー、プロデューサーを務めてきたサイモン・ネピア・ベルによる複数の著作のうち、最初の回想録。
手掛けたアーティストは、ヤードバーズ、ジョンズ・チルドレン、マーク・ボラン、ジャパン、ワム!等、枚挙に遑がありません。
本書原題は、サイモン・ネピア・ベルが作詞を行ったダスティ・スプリングフィールドのヒット曲「この胸のときめきを」から。
明るく屈託の無い筆致で描かれるビートルズ、ブライアン・エプスタイン、ジミ・ヘンドリックス等が登場するスウィンギング・ロンドン。
楽しく読み進められます。
それにしても、愛すべき #キース・ムーン 、、、
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1981 2024-04-30 「マッド・プロフェッサー / スイート・ハニー・オーバードライブ ハンド・ワイアード」
今では希少なフィンランドでハンドメイドされた「スイート・ハニー・オーバードライブ」。
弾いたニュアンスをそのままアウトプットするローゲイン・タイプのオーバードライブ。
本器の独自性を高めるフォーカスのツマミで様々な色合いの歪を作り出せます。
亜鉛ダイキャスト製の筺体、持ったときの重量感に感嘆します。
保証期間は過ぎているものの、当時の国内正規代理店による取扱品です。
有ると何かと便利なACアダプター含め、国内代理店による付属品、完備。
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1980 2024-04-26 「ガンズ・アンド・ローゼズ / ユース・ユア・イリュージョン ワールド・ツアー ライブ・イン・ジャパン」
1992年2月、前年に発表されたアルバム「ユーズ・ユア・イリュージョン」のツアーの一環として、東京ドームで行われたコンサートを収録。
DVD2枚組の長編。
アルバムに引き続き本作も大ヒット。
公演当時のメンバーは、アクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガン、ディジー・リード、マット・ソーラム、ギルビー・クラーク。
映像は、短い時間ながら、メンバーが成田空港に到着したときから。
そして、東京ドームのバックステージへ。
"Tokyo! Banzai!"、コンサートの幕開け。
テンポ良く繰り出されるヒット曲の数々。
150分以上にわたる圧巻のステージ!
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1979 2024-04-25 「V.A. / リズム・カントリー・アンド・ブルース」
リズム・アンド・ブルースとカントリーの幸せな融合。
リズム・アンド・ブルース畑とカントリー畑のミュージシャンが共演。
リトル・リチャードとタニヤ・タッカー、アル・グリーンとライル・ラヴェット、サム・ムーアとコンウェイ・トゥイッティ等。
演じられるのはアラン・トゥーサンの「サザン・ナイツ」、ザ・バンドの「ザ・ウェイト」、エディ・コクランの「サムシン・エルス」等々、お馴染みの楽曲。
本盤を温かくまとめ上げたプロデューサーは、ドン・ウォズ。
最後を締めるB.B.キングとジョージ・ジョーンズによる「パッチズ」は流石の貫禄、感無量です。
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1978 2024-04-23 「アリス・クーパー / キラー」
バンドとしてのアリス・クーパーが1971年に発表した4作目。
同年3月発表されヒット記録したアルバム「エイティーン」の勢いを引継ぎ、本作も大ヒット。
カットされた2枚のシングル「俺の回転花火」、「ビー・マイ・ラヴァー」は、両曲とも米ビルボード・ホット100に入る大健闘。
プロデュースは、後にルー・リード、エアロスミス、ピンク・フロイド等で名を馳せるボブ・エズリン。
ギターには、リック・デリンジャーも参加。
8分越え、6分越えといった長尺の曲がありながらも引き締まった聴き応え。
ジョン・ライドン a.k.a. ジョニー・ロットンが一押しの本作。
色々な方面に多くの影響を与えたその音を。
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1977 2024-04-22 「オールスター・トリビュート / ホワッツ・ゴーイン・オン」
2001年の米国同時多発テロ被害への支援、アフリカでのエイズに対する物資、医療処置等の援助活動への支援、として企画され、同年に発表されたチャリティー作品。
マーヴィン・ゲイの珠玉の名曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」をミック・グゾウスキー、ジュニア・ヴァスケス等がリミックス。参加アーティストは、クリスティーナ・アギレラ、デスティニーズ・チャイルド、アリシア・キーズ、バックストリート・ボーイズ、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、ボノ等、錚々たる面々。
種々のアーティスト、そして個性溢れるリミックスにより聴きどころ満載の仕上がりです。
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1976 2024-04-19 「バットマン」
1989年公開。
本作は、監督ティム・バートンにより、数有る「バットマン」を題材とした映画の中でも初期に製作されたもの。
バットマンにマイケル・キートン、ジョーカー役はジャック・ニコルソン、ヒロインであるヴィッキーにはキム・ベイシンガーと豪華な配役。
ジョーカーとなるジャックのボスであったグリソムの愛人アリシア役は、ジェリー・ホール。
そして、音楽はプリンス。
漫画チックな映像に加えて、刺激的な場面も散りばめた展開に目は画面に釘付け。
プリンスの音楽に合わせて踊りまくるジャック・ニコルソンには目が点に。
日頃の疲れが癒されること請け合い、楽しめる仕上がりの映画です。
「月夜に悪魔と踊った事あるか?」
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1975 2024-04-18 「ヴァンゲリス / ブレードランナー」
監督リドリー・スコット。
出演ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、エドワード・ジェームズ・オルモス。
1982年公開。
SFジャンルのみならず、映画の金字塔「ブレードランナー」のオリジナル・サウンドトラック。
音楽を手掛けたのはヴァンゲリス。
プロデュース、作曲、アレンジ、演奏を自身で行い、本映画のイメージに大きく貢献する音楽を作り上げています。
所々に被せられる映画の台詞も良い味を出しています。
とりわけ、最終曲「ティアーズ・イン・レイン」でのルトガー・ハウアーの呟きは、何度聴いても感極まります。
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1974 2024-04-17 「マーガレット・アトウッド / 侍女の物語」
ハヤカワepi文庫。
カナダを代表する作家のひとりであるマーガレット・アトウッドによる本書。
原題は、"The Handmaids Tale"。
原著の発刊は、1985年。
発表後、多くの反響を得たディストピア小説。
1990年にはフェイ・ダナウェイも出演したフォルカー・シュレンドルフ監督による映画が公開されたことからも本書が世に与えた影響の大きさが窺えます。
単一宗教で縛られたギレアデ共和国。
共和国内の厳格な規律に従わなかったものは、、、
そして、女性は侍女として、、、
強制的に侍女とさせられた本書の主人公オブフレッドは、、、
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1973 2024-04-16 「レッド・ツェッペリン / コーダ(最終楽章)」
オリジナル盤は、1980年、ジョン・ボーナムの突然の死によって約12年の活動に幕を下ろしてから2年後となる1982年に発表。
本盤は、2015年版のデラックス・エディション。
1枚目は、ジミー・ペイジ監修によりリマスターされたオリジナル盤「コーダ」。
2枚目、3枚目は、コンパニオン・オーディオと称してラフ・ミックス、アウトテイク等を15曲収録。
コンパニオン・オーディオは、1968年から1976年に亘る幅広い期間に録音された幅広いイメージの楽曲が並びます。
レッド・ツェッペリンならではのブルースに根差したロックの格好良さ。
興味を惹くボンベイ・オーケストラとの共演曲。
ジミー・ペイジのセンス溢れる音で5分以上ギターを弾きまくるインスト曲。
レッド・ツェッペリンのバラエティに富んだ音楽性が詰まったアルバムです。
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1972 2024-04-15 「O.S.T. / ディーバ」
1981年にフランスで公開されたジャン=ジャック・ベネックス監督による映画「ディーバ」のサウンドトラック。
ストーリー、細部への拘り、目の覚める映像に虜にさせられる本映画。
映画の印象をより高めるのがウラジミール・コスマによる繊細な旋律の音楽。
各シーンが思い浮かぶ数々の楽曲。
とりわけ、ウラジミール・コスマ自身のピアノ演奏による楽曲「センチメンタル・ウォーク」は、本映画のイメージを凝縮したメロディを聴かせます。
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1971 2024-04-12 「ガンズ・アンド・ローゼズ / ウェルカム・トゥ・ザ・ビデオ」
1987年から1994年の間に発表されたミュージック・ビデオのコンピレーション。
2003年発表のDVD版です。
ガンズ・アンド・ローゼズの諸作同様、本作も大ヒット。
「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」、「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」から始まり、「シンス・アイ・ドント・ハヴ・ユー」まで、ヒット曲を網羅した全13曲。
バンドが大きく成長した7年間が凝縮された見応えある映像の数々が楽しめます。
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1970 2024-04-11 「O.S.T. / プリティ・ウーマン」
1990年公開のジュリア・ロバーツ、リチャード・ギア主演、ゲイリー・マーシャル監督による一世を風靡した映画「プリティ・ウーマン」のサウンドトラック。
ジェームズ・ニュートン・ハワードによるオリジナル・スコアは含まれず、劇中で流れた諸々のアーティストによる楽曲を収録。
結果、これが功を奏したのか、本アルバムも映画同様に大ヒット。
参加ミュージシャンは、ロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」は勿論のこと、ナタリー・コール、デヴィッド・ボウイ、ロバート・パーマー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、等々。
この時代ならではの音。
本盤も映画同様に楽しめること、請け合いです。
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1969 2024-04-10 「Hardcore Chopper / ハードコア・チョッパー」
2011年7月号。
ISSUE 50。
FINAL。
特集: ハードコア・チョッパー 今までと、これから・・・,2011ジョインツ・カスタムバイクショー
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ハーレー・ダビッドソン関連書籍の在庫、多々有ります。
お探しの特集が御座いましたら、HPよりご覧ください。
1968 2024-04-09 「デヴィッド・ボウイ / デヴィッド・ボウイ」
1967年、デラム・レコードから発表されたデヴィッド・ボウイの1stアルバム。
プロデュースは、後にフリートウッド・マック、ドクター・フィールグッド、ボ・ディドリー等、幅広いアーティストを手掛けることとなるマイク・ヴァーノン。
本盤は、ステレオ・ミックスを採用。
デヴィッド・ボウイ自身の手による全14曲。
金管、ストリングスをメインにしたバックの演奏に乗る既に確かな技量を持ったデヴィッド・ボウイのボーカル。
アコースティック・ギターで演奏される楽曲のメロディは、以後のデヴィッド・ボウイの活躍を予感させます。
なお、ギター奏者にはビッグ・ジム・サリヴァンも参加。
避けては通れない本作、20歳のデヴィッド・ボウイの記録です。
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1967 2024-04-08 「O.S.T. / エンド・オブ・デイズ」
ピーター・ハイアムズ監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演、1999年公開の映画「エンド・オブ・デイズ」のサウンド・トラック。
映画のイメージどおりの重低音。
ガンズ・アンド・ローゼズの「オー・マイ・ゴッド」を始め、KORN、プロディジー、エミネム、ソニック・ユース等々。
映画を楽しんだ方は勿論のこと、映画を観られていない方も身体が揺すられる楽曲の数々。
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1966 2024-04-05 「ブラック・レイン」
1989年公開。
リドリー・スコット監督ならではの映像美。
グレッグ・オールマンによる主題歌「ホールディング・オン」。
豪華な出演陣。
大阪を舞台に上を上とも思わず暴れ回る松田優作が演じる佐藤。
警察組織との軋轢を生じながらも佐藤の逮捕に向け協力するマイケル・ダグラス演じるニック刑事と高倉健が演じる松本警部補。
そして、関西裏社会を仕切る大親分の菅井を演じる若山富三郎。本映画の原題となる"Black Rain"との言葉を交えてニックに語るその姿は、流石の迫力です。
2時間越えの作品ながら、時間の経過を感じさせず没頭出来るストーリー。
格好良い、スタイリッシュな映画です。
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1965 2024-04-04 「ランディ・クロフォード / 愛の諜報員」
クルセイダーズの「ストリート・ライフ」、映画「リーサル・ウェポン 2」でエリック・クラプトン、デイヴィッド・サンボーンとの「天国への扉」等々の歌声で誰をも魅了したランディ・クロフォード。
ランディ・クロフォード最大のヒット作となった本作。
1981年発表、原題は"Secret Combination"。
ランディ・クロフォードの魅惑の歌声に加え、トミー・リピューマによる完璧なプロダクション。
参加ミュージシャンは、スティーヴ・ルカサー、ロベン・フォード、アーニー・ワッツ等、最高の面々。
粒揃いの楽曲、流れるメロディ、ボーカルに寄り添う演奏、そしてランディ・クロフォードの歌。
心安らぐ時間が流れます。
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1964 2024-04-03 「赤尾美香 / 洋楽ロック史を彩るライヴ伝説 ウドー音楽事務所の軌跡を辿る」
音楽好きの方なら一度はお世話になった、であろうウドー音楽事務所。
1967年設立のウドーの軌跡、そして日本の洋楽黎明期から招聘した海外アーティストの逸話をまとめた本書。
アーティストからのとんでもない要求に応えるべく右往左往する様子からは、活字に出来る範囲でのミュージシャンの素顔が垣間見れます。
湯川れい子氏、伊藤政則氏等の寄稿、音楽関係者によるコンサート体験談、膨大な招聘公演一覧、等々の盛り沢山な内容。
ミュージシャンからウドー・スタッフへの贈り物、コンサートポスター等、貴重な品の数々の写真も。
苦労させらる面が多々あったであろうにも拘らず、ミュージシャンに対する温かい視線が感じられる読んで良し、見て良しの良書です。
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